国土交通大臣の認定を受けた機種の定期検査報告書及び検査結果表への記載方法
記載方法について
- 定期検査報告書(第36号の3様式)
国土交通大臣の認定を受けた装置等がある昇降機にあっては、定期検査報告書(第36号の3様式) 第二面8.備考欄に国土交通大臣の認定を受けた名称及び認定番号を記載し、国土交通大臣の認定を取得した機種であることを明確にする。
- 検査結果表(別記第一号、ロープ式エレベーターの場合)
国土交通大臣の認定を受けた装置等がある昇降磯にあっては、検査結果表に記載されている内容と構造方法等の認定申請の際に検査方法を記載した図書の内容が異なる場合は、当該装置等に該当する番号、検査項目等の欄を抹消のうえ、7欄、「上記以外の検査項目」欄に検査方法を記載した図書に記載されている検査項目及び事項を追加記載する。
- 記載例
【可変速度方式のエレベーターの場合】
可変速度方式エレベーターとは、かご積載量に応じて巻上機の余力を活用することにより、 定格速度以上の速度(「中間負荷定格速度」という。)で走行するエレベーターをいう。
1)対象となる認定名称及び認定番号
| 認定名称 | 認定番号 |
|---|---|
| かご積載量に応じた可変速度方式エレベーター(の構造) | ENNS−0046、ENNS−0072 |
| 無段階の加速度検出特性をもつ終端階強制減速装置(SETS装置)を用いたエレベーター の制動装置(の構造) | ENNS−0050、ENNS−0073 |
| かご積載量に応じた可変速度方式エレベーターの制動装置(無段階の加速度検出特性をも つ終端階強制減速装置(SETS装置)付) | ENNS−0056、ENNS−0075 |
2)定期検査報告書(第二面)記載例
【8.備考】欄に次のように記載する。
【8.備考】
かご積載量に応じた可変速度方式エレベーターの制動装置(無段階の加速度検出特性をもつ終端階強制減速装置(SETS装置)付)[認定番号ENNS−0056]
3)検査結果表(ロープ式エレベーターの場合)記載例
【1.機械室】(19)「速度(定格速度: m/min)」欄に、定格速度を記載する。

【2.共通】(1)、(2)「調速機」欄を以下のように抹消する。

【8.上記以外の検査項目】欄に、以下の項目を記載する。
(定格速度60m/min、中間負荷定格速度90m/minの場合の記載例)

【平形ロープを使用するエレベーターの場合】
平形ロープとは、ベルトの形状をしたロープで、厚さ3mm×幅30mmのもの及び厚さ3mm×幅60mmのものの2種類がある。
ロープの構造は、素線を撚り合わせた直径1.65mmの細い鋼線ワイヤーが12本(幅30mmタイプの場合)又は24本(幅60mmタイプの場合)入り、その周囲をウレタンゴムによりコーティングしている。
1)対象となる認定名称及び認定番号
| 認定名称 | 認定番号 |
|---|---|
| 平形ロープを主索に使用したエレベーター | EPNN−0032 |
| 主索に平形ロープ(t3×w60)とその主索端部に鋼板製楔式留金具を使用したエレベーターの構造方法 | EPNN−0038 |
| 主索に平形ロープ(t3×w30)及びその主索端末に鋳鋼製又は鋼板製楔式留金具を使用したエレベーターの構造方法 | EPNN−0049 |
| 主索に平形ロープ(t3×w60)とその主索端末に鋼板製楔式留金具を使用したエレベーターの構造方法 | EPNN−0054 |
| 主索に平形ロープ(t3×w30)とその主索端末に鋳鋼製又は鋼板製楔式留金具を使用したエレベーターのかご及び主要な支持部分の構造 | EPNN−0067 |
| 主索に平形ロープ(t3×w60)とその主索端末に鋼板製楔式留金具を使用したエレベーターのかご及び主要な支持部分の構造 | EPNN−0068 |
2)定期検査報告書(第二面)記載例
【8.備考】欄に次のように記載する。
【8.備考】
平形ロープを主索に使用したエレベーター[認定番号EPNN−0032]
3)検査結果表(ロープ式エレベーターの場合)記載例
【2.共通】(3)「主索又は鎖」欄を以下のように抹消する。

【9.上記以外の検査項目 】 欄に、以下の項目を記載する。
●【漏洩磁束探傷装置(MFL)を使用の場合】

●【電気抵抗探傷装置(RBI〉を使用の場合】
